スコラ・コンサルトは、企業風土改革を支援する一方で、これまでにも地方自治体や中央省庁、教育機関など、さまざまな公共組織の風土改革を支援してきました。 1998年からは、三重県、横浜市など地方分権改革を率先する自治体の取組みに深く関わり、その後全国の自治体に関わりが広がってきました。 この「行政経営デザインラボ」は、スコラ・コンサルト独自の変革手法である「プロセスデザイン」をもとに、多くの組織変革支援の実践から得た知見を生かし、「行政組織の変革」に特化した支援をしていくことによって、地方分権を推進する自治体の一助になればと思い、スタートしました。 私たちスコラ・コンサルトの支援プロセスは、「オフサイトミーティング」という対話の手法を用いた場を活用することも、特徴のひとつです。立場・肩書をはずし気楽にまじめな話をする「オフサイトミーティング」の手法は、地域において立場の異なる主体間に対話を通じた信頼関係を培い、地域ビジョンという全体最適の目的を共有し、その実現に向けて新しい地域価値を協創する取組みを進めるうえで大変役立っています。
神戸出身。大手鉄鋼メーカーへ入社し、知的財産管理業務を担当。新技術・新事業の
成功には、開発から営業まで部門を越えて協力する組織体質が重要だという認識を持ち、
株式会社スコラ・コンサルトへ。
阪神大震災の被災経験から、人には助け合う力があること、組織・地域が垣根を越えて
連携する必要性があること、その連携には公務員のコーディネーターとしての役割が重
要であることを痛感。
企業風土改革を支援する一方、自治体の風土改革に活動の中心を移す。
1999 年以降三重県や横浜市をはじめとした地方自治体、中央省庁、公共組織への支援を行う。
生活者起点で時代最適の価値を創造し続ける経営を実現できるよう、階層、部門、組織を越えた
対話から協力関係を築き、変革を進めるプロセスを、首長や職員 と一緒につくっている。
一人ではできないことをチームの力で成し遂げる、ハーモニーが織り成す心地よさと感動は、趣味の合唱にも通じる。
委 員 |
・厚生労働省 人事評価検討プロジェクトチーム ・農林水産省 フード・コミュニケーション・プロジェクト戦略検討委員会 ・大阪府 指定出資法人外部評価等審議会 ・奈良県 今後の行政経営を考える有識者会議 ・神戸市 組織活性化ワーキング ・丹波市 不正事務処理に関する第三者委員会 ・南伊勢町 町政刷新委員会、総合計画策定アドバイザー ・春日井市 行政経営アドバイザー ・枚方市 外部評価 など |
審査員 |
・各自治体の改善事例発表会 (福岡県、京都府、横浜市、福岡市、川崎市、大分市、中野区、南伊勢町など) ・全国都市改善改革実践事例発表会 など |
パネラー |
・(財)静岡綜合研究機構シンポジウム ・自治体職員有志の会 第7回シンポジウムin広島 ・自治体職員交流会in滋賀 など |
学会発表 |
・自治体学会
・経営行動科学学会 |
主な 著書・寄稿他 |
【著書】
【記事・書評】 |
『自治体を進化させる公務員の新改善力 変革×越境でステップアップ』 著者/元吉由紀子 発行/公職研(2022年年)
株式会社スコラ・コンサルトパートナー/開智国際大学リベラルアーツ学部名誉教授。
2009年より行政組織の風土改革、首長のリーダーシップ、行政評価における対話型事業仕分けなどに関し、
継続的に自治体調査を実施して、組織風土改革が実践に根づいていくための研究を共に進めています。
全国改善改革実践事例発表会を契機として、各自治体で改善活動に積極的に取り組んでいるコアメンバー職員と共に、2013年に立ちあげ。自治体の改善取組み事例を行政経営の視点から分析し、効果的に継続、進化させていく取組み方について研究しています。
地方分権時代に対応した働きがいや仕事のやり方、行政組織の変革について、互いの思いと実践プロセスを聴き合い、ともに悩み、考え合う場として、2000年より「公務員の組織風土改革世話人交流会」を立ち上げました。現在は、職員有志の運営チームと一緒に開催しています。2009年からは、経営幹部、行革担当責任者向けに「参謀交流会」も開催しています。