Book 書籍紹介

  • 自治体を進化させる公務員の新改善力​ 変革×越境でステップアップ  

    自治体を進化させる公務員の新改善力​ 変革×越境でステップアップ

    【編著】元吉由紀子

    【発行】公職研

    【価格】2,200 円(税別)

    先読みが難しい”変化の時代”。安定した環境で成果をあげていた自治体改善の方法では対応しきれない問題が発生しています。この新しい時代に応じた新しい仕事や仕事のやり方に変えていく改善力は、自治体を時代に応じて進化させていく「進化力」と言えるものです。 本書では、この進化力を、問題解決に必要な「変革」を不具合解消・改善・革新の3つのレベルで区別しながら、さらに、それぞれの置かれた活動範囲(ステージ)の違い(個人、職場、役所全体、地域)によって求められる能力・スキルが異なることを12の場面に分けて丁寧に解説しています。 また、この能力・スキルをどのように身に付けていけばよいのかについては、これまでにも果敢に変化対応する実践をしてきた7人の職員の事例から解説しました。取組を始める前段階から、どのようにステップアップして取り組んできたのかを、変革×越境の実際を見ながら学ぶことができる一冊です。

    著者の思い

    近年のWithコロナが常態化している行政職場においては、職員は、想定外の「危機への対応」に多くの時間をとられる一方で「通常業務」、さらには、少子高齢化による人口減少と東京への一極集中を克服する地方創生など「明日への準備をする」仕事を並行して進めていかなければいけなくなっています。それには、上からの指示をもとにした受身で、過去の延長線上にある改善をするだけでは事足りません。みずから広くアンテナを張り、環境の変化をとらえて主体的に、新しい仕事ややり方を創り出して「変革」を起こしていく新しい改善のアプローチが求められているのです。 本書には、そんな新時代の改善に求められる能力・スキルを「進化力」として区別し、すでにこの進化力を発揮してきた7人の職員の事例から解説しました。みずからのキャリアをふり返り、ぜひ今後の改善活動の実践とご自身のキャリアアップにお役立てください。

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  • 地方が元気になる 自治体経営を変える改善運動  

    地方が元気になる 自治体経営を変える改善運動

    【編著】自治体改善マネジメント研究会代表 元吉 由紀子

    【発行】東洋経済新報社(2015年)

    【価格】2,100円(税別)

    トップダウンの経営改革とボトムアップの改善運動をうまく連動していくことに「改善運動」の成功の秘訣があることを解説している、自治体職員、首長、必読の書です。

    著者の思い

    行政経営デザイナー元吉由紀子と各自治体で長年改善運動を推進してきた熱き職員6名が2013年に「自治体改善マネジメント研究会」を結成。2年間研究活動を続けた結果、7都市の取り組み事例を分析しました。 元吉由紀子がこれらをもとに行政経営改善につながる改善運動のポイントを人材育成、業務改善、事業改善、職場改善、戦略見直し(施策改善)の5つのフェーズに分けて解説しています。 共著者は、三重県、横浜市、福岡市、中野区、さいたま市、所沢市の職員です。

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  • 期待される役所へ ~行政経営のムリ・ムダ・ムラを突破する!  

    期待される役所へ ~行政経営のムリ・ムダ・ムラを突破する!

    【著者】元吉 由紀子   

    【発行】ぎょうせい(2012年)

    【価格】2,190円(税別)

    首長から現場の職員まで、「経営の軸」にもとづいて全体最適の改革を実行していくための行政経営バージョンアップの手引書です。 加速する行政改革の水面下で進行する<改革のムリ・改善のムダ・サービスのムラ>。 役所の改革プロセスをチェックリストで総点検して、「仕組み」を生かすマネジメントと改善体質づくりの処方箋を提示しています。

    著者の思い

    行政改革はどの自治体でも当たり前に取り組まれる時代になりました。しかし、その一方で、役所の中には、「改革疲れ」や改革を作業としてこなしていく「改革慣れ」といった現象が出てくるようになりました。 マニフェストで思いをもった首長が選ばれ、事業仕分けで大幅な見直し策が打ち出され、新しい公共を多様な主体が担うようになっても、それを部分的な問題処理に終わらせるのか、有効に結びつけて地域の求心力を高めていけるのかは、行政職員の本気の取組みにかかっています。 本書では、地域の要となる行政組織(役所)において、職員がやらされて動くのではなく、やりがいを感じて働く生きた経営システムにしていくために、組織の仕組み、風土・体質、住民サービスの3つの側面から手引きしています。 いま目の前にある改革のムリ、改善のムダ、サービスのムラを総点検し、ぜひ今の閉塞感を突破して、経営力をバージョンアップさせてください。

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  • どうすれば役所は変われるのか ‐スコラ式風土改革  

    どうすれば役所は変われるのか ‐スコラ式風土改革

    【著者】元吉 由紀子   

    【発行】日本経済新聞出版社(2007年)

    【価格】1,800円(税別)

    職員の意欲と知恵を引き出し、独自性を生かして地域に根ざした自立経営をしていくための希少な自治体改革の実践書。

    著者の思い

    地方分権時代、自治体格差のカギを握るのは「改革力」。改革先進自治体と言われる三重県や横浜市は、どういう考え方、どのようなやり方で改革を進めてきたのか。 公共分野で風土改革を支援してきたプロセスデザイナーとして、三重県や横浜市などの事例を中心に、ステージ別の改革プロセスをつぶさに紹介しています。

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Academic Activities 共同研究・学会発表

  • 2012年

    第25回自治体学会大会、2011年

    地方分権時代の行政組織の変革とリーダーシップ ~行政組織(役所)風土と職員意識改革の実現を目指して~

    発表者:コーディネーター/三重中京大学 村林 守
         パネリスト/三重県南伊勢町町長 小山 巧
         パネリスト/日本橋学館大学 宮入小夜子
         パネリスト/株式会社スコラ・コンサルト 元吉由紀子

    2011年10月9日法政大学にて開催された第25回自治体学会大会「地域の未来、市民自治の再構築」の分科会8(公募企画)として行なったパネルディスカッションに、元吉由紀子が共同研究パートナーの宮入小夜子氏とともにパネラーとして参加しました。地方自治体改革について、首長のリーダーシップや総合計画などの制度等が、職員の意識や組織風土の改革にどう結びついているのかについて、議論が展開されました。その記録が自治体学会誌『自治体学』 2012.3  Vol.25-1に掲載されています。

  • 2011年

    「日本橋学館大学紀要」 第10号(2011)

    行政組織の組織風土と変革要因に関する考察~「行政組織の組織風土改革に関する実態調査」結果にもとづく分析~

    発表者:宮入小夜子(日本橋学館大学リベラルアーツ学部教授)

    本稿は、2009年7月に全国の1万人以上の都道府県・市区町村を対象に行なった「行政組織の組織風土改革に関する実態調査」(N=509)をもとに、どのような要因が行政組織の改革実現に寄与するのかについて、仮説モデルを提示することを目的としています。

     

    ▼日本橋学館大学紀要 第10号(2011)

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  • 2011年

    経営行動科学学会第13回年次大会、2011年

    地域ビジョン実現のための行政組織の変革とリーダーシップ

    発表者: モデレーター/日本橋学館大学 宮入小夜子
          パネラー/三重中央大学 村林 守
          パネラー/南伊勢町町長 小山 巧
          パネラー/株式会社スコラ・コンサルト 元吉由紀子

    2010年11月13日~14日:兵庫大学で開催された経営行動科学学会第13回大会において、パネル・ディスカッションに元吉由紀子がパネラーとして、共同研究パートナーの宮入小夜子氏がモデレーターを務めています。
    行政組織の組織風土と構成員の意識を変える要因はどういうものなのか。行政組織首長という当事者視点、第三者である支援者としての視点、そしてアカデミックな視点という、多様な視点からテーマ議論をし、一部修正してまとめたものが学会誌に掲載されました。
     

    ▼「経営行動科学」、第24巻第2号、2011年、P125-P148 (パネル・ディスカッションの記録)

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  • 2009年

    経営行動科学学会第12会年次大会、2009年

    行政組織の風土改革と地方の活性化 ~チェンジ!地方分権を実現するために首長・組織・職員はどう変われるか?~

    コーディネーター/企画者: 宮入 小夜子(日本橋学館大学)
               パネリスト: 石阪 丈一(町田市長)
                      小西 砂千夫(関西学院大学)
                      元吉 由紀子(株式会社スコラ・コンサルト 

    2009年11月6日~8日、東京工業大学で開催された経営行動科学学会第12回年次大会「経済危機下の経営行動科学 ~人と組織の活性化に向けて」において、11月7日シンポジウム2に元吉由紀子がパネリストとして、共同研究パートナーの宮入小夜子氏がコーディネーター/企画者として参加しました。
    国政が大きく変わり、国と地方の在り方が再度見直される中で、首長のリーダーシップと行財政改革、行政組織の風土改革、職員の意識改革といった課題をどう解決し、地方の活性化につなげていくことができるのかを議論しました。

    ▼経営行動科学学会第12会年次大会 発表論文集、2009

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