title

2015年 冬の世話人交流会レポート

開催概略
参加者が所属する団体 沖縄県、伊勢市(三重県)、板橋区(東京都)、経済産業省、警察庁、小平市(東京都)、さいたま市(埼玉県)、スコラ・コンサルト、総務省、立川市(東京都)、東京都、都市再生機構、中野区(東京都)、習志野市(千葉県)、日本政策投資銀行、播磨町(兵庫県)、人吉市、福山市(広島県)、町田市(東京都)、南伊勢町(三重県)、三重県(合計25名)
開催日 2015年1月24日(土)
会場 スコラ・コンサルト(東京・五反田オフィス)
全体の流れ

1月24日(土)
 13:00 オープニング・全体会
      ①交流会の概要とグラウンドルールの説明
      ②参加の動機、今の気持ち、一言紹介

  13:45 分科会 (オフサイトミーティング)
       ◆ジブンガタリ

 16:50 全体共鳴タイム、Myメッセージ・全体会
       ◆今日の気づきと2015年にやってみいたいこと

 18:30 終了
 19:00 別会場にて懇親会

20150124.jpg
 

今回の運営チーム 上田 淳子(播磨町)、小山 将彦(南伊勢町)、藤原 秀雄(三重県)、溝口 尚也(人吉市)、元吉 由紀子(スコラ・コンサルト)
今回の特徴

東京開催は、年始ということもあり、それぞれの人が現在抱えている悩みや思いをジブンガタリとして語り、聞き合い、その中から気づいたことをもとに、最後の全体共有のばでは、2015年にやってみたいことを自分へのメッセージとして共有いただく流れとしました。

「組織」の活力源は「人」にあります。一人ひとりの人が変化していくことなくして、組織が変わり、よりよいサービスを生み出していくにはなり得ません。この交流会では、そんな一人ひとりの気づきと変化を感じ取り、共感、共鳴して、活力を生み出していく場になればと思っています。

次は、5月16日~17日神戸での開催予定です。お仲間を連れて、また、リピーターどうしが相互に成長を感じ取り、学び合う機会として、ぜひご活用いただければと思います。

第1分科会

【気づき】
〇職員削減・仕事量の増加により、自身の仕事で手一杯になっており、なかなか助け合う風土が作りづらい職場が多いことがわかった。
〇「場」が意外にない、残業は減らせないのか、続く人にどう伝えるか。
〇自分たちの組織だけでは解決できないことについては、積極的に役所内外のつながりを持つことが大切であると思う。
〇厳しい仕事環境だからこそチーム力を高める必要があり、そのためには、一つ「若手の育成」がキーポイントであると感じた。
〇「残業しないでいい組織」はまず自分の仕事ぶりから見直すべきで、そして周りへ目をやること、そうやって変えていく事が、組織全体へのいい影響を及ぼし組織風土が変わる事へつながる、と信じて行動したいと思った。
〇マネジメント層の「組織風土の想い」を単発で終わらせるのではなく、長期的な視点でもって 温め育むためにも、これからを担う若手職員の意識を醸成する必要がある。

【今後へのチャレンジ】
〇管理職としての視点をもち、チームのメンバーを丁寧に見て、おせっかいと遠慮をうまくおりまぜながら、楽しく風通しのよい職場にしたい。
〇今年は新たなつながり(特に異業種)を持ち、自身の視野を広げていきたい、そして、さらに、若手職員に対して自らが学んできたことを様々な機会を捉えて伝えていけたらと思う。 〇新しい「場」を見つける、課のメンバーの「場」づくりを意識する、もっと仕事を面白がる(楽しむ)。
〇何をするにもまず人が中心だと改めて気づいた。例えば、残業を減らす取り組みや良いアイデアを実践するには、やはり周りの人あってのことだと思い、まず仲間づくりからはじめようと思う。
〇色々な立場の方と対話により、これまでの仕事の仕方、若い職員の心の有り様にしっかり向き合えていなかったかもという不安感が大きくなった。変えることができるよう自分にもしっかり向き合い行動しようと思う。

第2分科会

【気づき】
〇どこの組織にもタテワリが存在する
〇悩みとして共通な点が多い、例えば、縦割り行政の弊害や意識改革を行ったとしても当事者意識として捉えていないことにより、仕事が上手く進まなかったり、また、意識改革の形骸化があること等は、同じ行政マンとして課題や問題意識は共通していたと感じた。
〇仕事を行っていく上で、「人」が重要である事も共通の認識として実感できた。如何に仕事に対して高いモチベーションを保てるか、また、仕事を後の世代に繋げていくにはどうするか、そういった課題を解決していくために、お互いに評価しあえる雰囲気、また、他の課も巻き込んでいける仕組みづくりが必要であると感じた。
〇「自治体、職場は違えど、抱える悩みは同じ」悩めるは、自分だけじゃない。見えない壁を皆で乗り越えていけると確信した。
〇感じた違和感を大切に、周りへきちんと伝えるべきと気づいた。
〇「新参者だからこそ気づけることがあるから、どんどん伝えるべき」とアドバイスをいただき、背中を押していただいた。
〇職場環境の改善として、「自分や相手を褒めてあげること」
〇色々な仕組みはあっても使うのは「人」
〇人事評価制度などのしくみ面のみでなく、人的な側面からのアプローチが必要である
〇仕組みを作る側と仕組みを受ける現場と、どちらも抱える悩みは「思いの共有」であるし、思いを深掘りし共有し、一歩前へ踏み出す事が大切だと改めて気づかされ勇気づけられた。
〇現状への問題意識の前提となるアンテナが鈍っていないか常にチェックしながら、環境分析を行っていく大切さと、自治体とか組織といった大きな視点から「あるべき姿」を思い描いて、大志を持って、他に働きかける積極性を持ち合わせる大切さに気付いた。
〇問題意識や感覚が鈍っただけではないのか、あるいは、動くのが億劫なので、小さい範囲で満足しているだけではないのかと疑ってかからなければいけないと感じた。

【今後へのチャレンジ】
〇2015年は、「人」にクローズアップしていきたいと思った。
〇ありがとうを大切に。感謝の心を大切にして周りを巻き込みながら、仕事が進められるよう頑張りたい。
〇思いを共有できるようにTOPの思いや現場の思いに耳を傾け、背景に思いを巡らし、自分の言葉で思いを伝えれるようになりたい。
〇もっと現場に伝わるように自分の思いを自分の言葉に変えれるようにチャレンジし働きかけていきたい。
〇キーワードは「ひと」。職場、自治体関係なく、人とのネットワークを広げていきたい。
〇今の業務をきちんとやり遂げたい、その中で、自分らしく、そして自分だけではなく、チームでやりがいを感じられたら最高だと思う。

第3分科会

【気づき】
〇なかなか自分の思いを吐き出す機会がないので、自分の考えを話し、また、皆さんのお話を聞く。とても貴重な、楽しい時間。
〇思いをもって業務改善、風土改革は周り巻き込むことが重要だと思っています。
〇組織風土改革には、外科手術のようなものはなく、日々の声掛けや個人への承認が内科的処方として浸透していくようなものだ。
〇業務を改善するために制度・仕組みを作ったとき、思いが伝わった人は自ら考えて行動してくれるが、思いを理解しただけの人や思いが理解できない人に対しては、共感できなくても実行できるように制度、仕組みの実装段階での配慮が必要で、風土改革をしている人が上から目線にならないことが重要だと思う。
〇組織は生き物であり、人があって仕組みが生きるということ。仕組みを作る過程で、現場の声を吸い上げることはやっても、作ったあとのインナープロモーションへのアプローチが大切だと気付いた。業務基準書をあえて、業務引継書という名称にしつつ、ワークショップを通じて、組織に浸透させていく手法が目からウロコだった。
〇『立ち止って考える時間がない。振り返る時間がない』他自治体で活躍されていて、常にコトを起こし続けている方々でもそうなのか。と少し驚き、少し安心した。
〇日々の仕事にどっぷり浸かった状態では、自分を客観的に振り返り、経験を語り、未来を考えることは難しい。つまり、経験→内省→概念化→実践という経験学習サイクルを持つことが難しいということ。これは、自分の組織にも言える。
〇「引き継ぎ」という当たり前のことを当たり前にやる大切さ。そして、そこに同じ職場で働くものへのやさしさや心遣いを込める。そういったささやかな行動の集積が、よき組織風土を醸成していくベースになるのではないか。
〇部下育成を担う管理職や経営システムの運用担当者として、きちんとしたかたちでスムーズに引き継いでいくためには、やはり、職員ひとりひとりが引き継がれる立場にたって、誰もが漏れなく参加する共通のシステムにのっとり引き継いでいくことが大事であること。また、引き継がれる人の立場にたった「やさしい引き継ぎ」が、組織に根付くことが重要である。

【今後へのチャレンジ】
〇引き継がれる側のことを考えることが必要だと感じた。「受け手の納得感」を意識して、職場の風土改革につなげたい。
〇次の世代への育成支援。「自育」を若手に促していきたい。
〇去年、うまくできなかった取組みにもう一度チャレンジしてみたい。
〇やっぱり「人」、人に焦点を当てて、人を結び、つなぎ、まきこみ・・・とはいえ、難しいことはできない、できることから、自分らしく、「行動」していこうと思う。
〇組織の課題(引き継ぎ、人材育成、時間外縮減、業務改善)などの解決エンジンとなる取組みに着手したい。
〇人を育てるのではなく、人が育つ組織へ。今、考えている取組みをやりとげます。

第4分科会

【気づき】
〇決して評論家的でなく、それぞれの立場で自発的・自立的で取り組んでいることに改めて感激した。
〇今思えば、熱すぎると日頃から言われていて、オフサイトミーティグをしても温度差を感じて、パレートの法則2:6:2の意味が本当に分かっていなかったような気がする。しかし、今回の交流会に参加して、日頃から具体的な「改善活動」を展開している熱い人々の思いに浸ることで、自分がパレートの法則でいう2:6:2に心地よく浸ることができた。
〇悩んでいることは一緒、やっぱり「人」が重要だと思う。
〇組織、職場におけるコミュニケーションの難しさを感じた。
〇少なくとも参加した人だけでも、高い意識を持った公務員がいて、この国の将来はあまり悲観することがないと思った。
〇若い人や部下に、自分はどうしていきたいか、志を持たせ、芽が出てきたらそれを育てていく。
◯行政でも公共施設の管理・活用、都市開発、地域振興、福祉サービスなどの分野で企業経営的な発想、マネジメントが必要ではと問題提起してみたところ、事業ごとに行政コスト計算とともに貸借対照表、財務分析を行っているとの紹介があり、地方会計の分野では、複式会計の適用は緒に就いたばかりにもかかわらず、この先進的な取り組みには感動した。
◯組織改革のかじ取りを任されているが、部局長の壁にぶつかっているという紹介があり、これに対して、「とにかく時間をかけて丁寧に協力者を増やしていくしかない。上から指導していくという目線では難しい」という厳しい指摘に、苦労しながら知恵を絞って改革を進めている矜持が感じられた。

【今後へのチャレンジ】
〇皆さんからパッションを分けていただき、引き続き「小さな頃から始める勇気とそれを大河にする根気」で頑張っていきたい ○様々な会合やネットワークを作ることなどによって1年後振り返ったときに今の自分よりも成長出来ていると実感できるようにする。そして部下も同様に成長させる(1年後に実感させたい)。地域と組んでモデルになる新たな取り組みを行う。
〇職員が職場での改善を進めるための壁、悩みなど経営幹部の視点とはなかなか距離があると感じたが、やはり中間管理職がそこをつないでいく役割を果たすことがとても重要。今後それぞれの視点で考えられる中間管理職を目指していきたいと思う。
〇これまでの人脈を駆使しながら、関係ありそうな話をどんどん聞いて回ること、部下や後輩にも躊躇せずに知らないことは教えてもらい議論すること、関係ありそうな場では、勉強したことを整理して質問し、そのキャッチボールを通じて、修正、進化させていきたいと思う。
〇2015年は、まさに「国土のグランドデザイン2050」を具体的に形にする年。まちのありかたをゼロベースで見つめ直し再構築を進めるソフト・ハード両面からのアプローチが必要になると思う。色々な部署のみならず市民も含んで、オフサイトミーティングなどを通じて、正面から、まちの「改善活動」に取り組んでいきたいと思う。

prev 一覧 next
メールニュース購読 スコラ・コンサルト公共組織支援のご案内 行政組織に限らず、中央官庁や教育機関など様々な公共組織の組織風土改革を支援しています。 fb

株式会社スコラ・コンサルト

東京都品川区東五反田5‐25‐19
東京デザインセンター 6F
TEL 03-5420-6251

topbtn
トップ行政経営デザインとは行政経営デザインラボのご紹介コンサルティング代表プロフィールコラム一覧
講演・対話会のご案内と体験記公務員のネットワーク交流会を始めた思い支援・活動実績メディア実績|書籍紹介
共同研究・学会発表公務員のチャレンジ活動 ご相談・お問合せ・アクセス
サイトのご利用について個人情報保護方針
Copyright © 2012 Scholar Consult Co.,ltd. All Rights Reserved.