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2016年 春の世話人交流会レポート

開催概略
参加者が所属する団体 愛知県、伊丹市(兵庫県)、茨木市(大阪府)、大阪市(大阪府)、橿原市(奈良県)、交野市(大阪府)、川崎市(神奈川県)、神戸市(兵庫県)、スコラ・コンサルト、精華町(京都府)、第二地銀協会、習志野市(千葉県)、播磨町(兵庫県)、南伊勢町(三重県)(合計16人)
開催日 2016年5月14日(土)~5月15日(日)
会場 ひょうご共済会館
全体の流れ

5月14日(土)
   13:00 全体会
        ①一人ひと言紹介(参加動機など)
        ②交流会のねらいとお約束
        ③変革のステップアップと分科会の構成について
        ~ジブンをちょっとふり返ってみよう~
   15:30 分科会 セッション1 (分科会に分かれてオフサイトミーティング)
        ~ジブンガタリ~ 互いの人となりと最近の思いや取組みを聞き合う
   18:00 全体会 (今日の気づきともやもや、事務連絡)
   18:50 1日目終了
   19:00 懇親会 (会場:同会場宴会場)
   21:00 終了 

5月15日(日)
    9:00 分科会情報の共有
        ~共鳴タイム~ 2グループ混合で語り合う
    9:40 分科会 セッション2 (分科会でオフサイトミーティング)
         ~ミライガタリ~  明日からの一歩を語り合い、知恵を出し合う
   12:00 全体会
       2日間で気づいたこと、感じたことをMyメッセージとして紹介
    13:00 閉会

20160515世話人交流会.JPGのサムネイル画像

 

今回の運営チーム 菊池 学(愛知県)、上田 淳子(播磨町)、小山 将彦(南伊勢町)、元吉 由紀子(スコラ・コンサルト)、特別顧問:小山 巧(南伊勢町)
今回の特徴

今回は、熊本地震の影響もあり、少し人数が少なめでしたした。でも、その分、濃密にやりとりすることができ、一人ひとりの気づきや関わりはいつもよりもグッと深まったのではないでしょうか。

また、小山南伊勢町長には、熊本県内の運営チーム職員が参加できなかったため、急きょ分科会のコーディネーター役をお引き受けいただきまして、誠にありがとうございました。普段は町長室でお目にかかるため、 どうしても“町長”と呼ばせていただいていますが、この場では、膝を突き合わせて対話する場で自然と“さん”付けになる親密さが感じられました。 かつて三重県職員時代に何度もオフサイトミーティングの場を経験されていることから、メンバーの話に耳を傾け、いろんなエッセンスの引き出 す 「ファシリテーション力」は、さすが!でした。まるで自転車の乗り方みたいに、 身体に身に付けたものは、いつでも再現できるものなんですね。
このような首長、経営者が増えてくることが、これからの時代にはとても大切な気がいたします。

第1分科会の気づきと学び

● 強力な指導力のある首長のもとで、それを推進することが自分の役割ではあるが、一方で、それを実行するための組織があり、課長がおり、部下がいる。首長の考えを直に伝えるだけでなく、それを受け止めている課長同士でオフサイトミーティングすることで押しつけでなく納得して実行のためのモチベーションをあげることができるのではないかということが分かった。そのような場を作っていただき、本当にありがとうございました。がんばっておられる皆さんを見習って行きたいと思いました。

●今回一貫してテーマとなっていたことは、仕事をするにあたっては、”P(プラン)をはっきりさせる””地域のありたい姿は何か?”を考えることが全てのケースにあてはまるということでした。すごく基本的で当然ですが、頭では理解しているつもりでも、目の前の業務に追われていると忘れてしまっていることで人材育成基本方針を改訂する際も、その原点に立ち返って進めたいと思います。毎回違う気づきがあり、また次回も楽しみにしています。

●ありたい姿=目標の設定とその共有があいまいなままだと成果は得られないということを痛感した。市長から担当まできっちり意思疎通したうえで、課題の解決を図っていきたい。

● 決まりきった仕事(JOB)と創造的な仕事(Business)のうち後者の比率をあげてなんぼということは常に意識しておきたい。

● 皆さんそれぞれ立場は異なるけれども、同じように悩み、それでも成果を出そうと頑張っておられる姿が励みになりました。

● 御参加の皆さんが、それぞれ悩みながら頑張っておられることを聞いて自分の励みになった。自治体行政が進化した面と、昔と同じ話題で悩んでいる両面があることを感じた。

● トップの命題をいかに組織の中で共有、浸透させるのか。それは地域のありたい姿から目的をとらえたうえで、その目的を共有する機会を設けることが大切だと改めて実感した。

● 創造的な仕事が増えるなかで、創造的な仕事をほめるだけでなく、決められた定型的な仕事でも改善したものや、がんばったものに”ありがとう”を言うことが大切と言うことが心に響いた。小さな改善を拾い上げ、感謝の体質を広げれたらと思う。そして、創造的な仕事には”すごく”ありがとうをいうのもすばらしい考え方だと感じた。

● 目的の明確化をたたき台の段階で確認すること「あたり前」と「ありがとう」は目のつけ方、はめ方が大事。

● 今回は、人数が少ない分、今までよりもたくさん話すことができ、参加者間の交流も深くできたと感じております。

第2分科会の気づきと学び

● 政策や情報中心ではなく、一人ひとりの自治体職員としての自分語り、悩み、思い、夢を主役として、最初から最後まで語る語れる場としてはやはりここだけ、オンリーワンの空間です!

● 将来管理職になったときを想像して、漠然と抱えていた不安を、実際に悩んでいる方の意見をお聞きし、やはりそうかと確信にかわりました。今から準備できることは何だろうかと明日から考えます。

● 顔を見たつきあいを。ただしアナログなだけでなくデジタルのツールも有効に活用。

● トップと職員のコミュニケーションは、その間をつなぐ管理職の役割が重要であり、その重要性をトップに認識してもらう必要がある。

● 組織の中での今の立場だけでなく、将来の立場に立った視点も考えておくことも有益。

● 人事評価制度のシート一つをとっても、ある自治体にとって当たり前のことでも、他から見るととてもすばらしいものがある(その背景には地域の風土もある)

● ON,OFFの使い方、人と人との接し方が大切だと感じた。職場の職員の人材育成に取組む。ただし、人と人との距離感を考え対応する。色々な経験を積まれた方々と濃密な時間を過し、大変、勉強になりました。ありがとうございました。

● 自分の職場の組織風土や職員の意識レベルが、他の自治体での状況、リアルな取組みを聞いて改めて浮き彫りになった。(いい意味でも、悪い意味でも)

● これまでの仕事の仕方について大きく間違ってはいないことがわかり、一定の自信を持つことができた。今後は今以上に積極的に仕事に関わり、自分自身の存在感を出せるようにしていきたい。そのためには、市政全般について、より一層理解していくようつとめたい。

● 組織の規模や立場(ポスト)によって課題は色々であるが、各参加者がそれぞれの立場で何かに取り組んで行こうと考えている。そうした人たちの具体的な話を聞ける機会は自分のモチベーションアップにつながる。自分の今の立場でできること(コミュニケーションの方法など)を今後も取り組んで行きたい

● 本市の組織風土改革は、今、本気になって取組むか否かの瀬戸際にあります。直接の担当ではないですが、担当者を勇気付ける役割を自分なりに果していきます。

● 今回は、10数人の参加と言うことで、密度の高い話ができ、とても良かったと思います。おせっかいの必要性。今回、前の職場から参加してもらうようにおせっかいをやくことができたと思います。

● 自分の考えをちゃんと言っていないのでは、伝わってないのではと思い出してきた。「わかってるはず」ではなく「共有」できていると互いがわかるまでの努力がたりていない。独りよがりでははじまらないと感じた。まずは自分自身を振り返り、自己変革を目に見える形にしたい。→「残業しないで帰ってみる」

● この会の目標を改めて確認することがやはり大事なことだったと思う→組織のことへも応用できる。

● 悩みの中には答えがあり、取り組む方向があることが分かった。そのことを顕在化する話し合いの場がこの交流会にはあると思う。

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