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2015年 春の世話人交流会レポート

開催概略
参加者が所属する団体 愛知県、明石市(兵庫県)、芦屋市(兵庫県)、尼崎市(兵庫県)、沖縄県、橿原市(奈良県)、交野市(大阪府)、鹿屋市(鹿児島県)、神戸市、小平市(東京都)、自学工房、スコラ・コンサルト、習志野市(千葉県)、新潟県、日本政策投資銀行、寝屋川市(大阪府)、播磨町(兵庫県)、人吉市(熊本県)、兵庫県町村会、藤井寺市(大阪府)、三重県、南伊勢町(三重県)、美濃加茂市(岐阜県)(合計25人)
開催日 2015年5月16日(土)~5月17日(日)
会場 ひょうご共済会館
全体の流れ

5月16日(土)
   13:00 開催案内(交流会の趣旨・目標・お約束、経緯、スケジュール)
   13:30 分科会 セッション1 (分科会でオフサイトミーティング)
     ~ジブンガタリ~  互いの人となりと最近の思いや取組みを聞き合う
      ・第1分科会、・第2分科会、・第3分科会、・第4分科会
   17:45 全体会 一人1分自己紹介
   18:30 懇親会

5月17日(日)
    9:10 分科会情報の共有
     ~シャッフルタイム~ 各分科会から1名ずつ、4名混合グループで語り合う
    9:40 分科会 セッション2 (分科会でオフサイトミーティング)
      ~ミライガタリ~  明日からの一歩を語り合い、知恵を出し合う
   11:30 全体会 各分科会からのポイント共有、各自から一言感想
     2日間で思ったこと、伝えたいことをまとめる→全体共有
    13:00 閉会

 

2015年春の世話人交流会

 

今回の運営チーム 菊池 学(愛知県)、上田 淳子(播磨町)、雉鼻 章郎(沖縄県)、小山 将彦(南伊勢町)、藤原 秀雄(三重県)、溝口 尚也(人吉市)、元吉 由紀子(スコラ・コンサルト)
今回の特徴

 各地域でいろんな交流の場ができています。例えば、従来から多く存在している政策や法務に関して知識や情報を得るための場、自治体を超えて相互の取組みを知り合う場、地域にアンテナを立て、まちづくりに貢献していくための場、地域の課題解決に向け、ソーシャルビジネスなどの創造をしていこうとする場などさまざまです。
 その中にあって、この場の特色はというと、自分自身に立ち返り、周りとの関わり方を見直し、組織の動きにつなげていく、そんなプロセスの壁を知り合い、知恵を出し合い、明日の一歩の行動につなげていく。未来を切り拓く動きをつくっていくための場と言えるのではないでしょうか。

 そこで、今年1月の交流会から、参加者のみなさんには、それぞれの立ち位置に応じた分科会でじっくり聴き合い、語り合った後、全体会では、対話から得られた今日の気づきと明日への学びを共有していただくことにしました。
 また、実際に顔を合わせる交流会は、半年に2度しかないため、その間のやりとりはメーリングリストで行うことにしています。

 なお、交流会参加経験者で構成しているメーリングリストも、昨今ではツイッターやFacebook、ブログなど、日々の細かな情報や思いを発信するツールがありますので、メーリングでは、1年に一度、自分のメモリアル月を決めて、ご自身の1年の振り返りを発信し合い、相互の刺激を高め合う機会としてご利用していただくようにしました。

 次回は、1月後半に東京で、また、次年度は、5月14日と15日に東海か関西方面での開催を予定しております。次回はぜひ!と思う方は、日程を開けておいてくださいね。
 では、またお目にかかれるときまで、どうぞお元気にご活躍くださいませ。 

第1分科会メンバーの気づきと学び

●目の前のことに目が向きすぎて、自分自身が自分自身を狭くしていた、と気づいた。そんな風になりたくない(忙しいオーラをまとう)と思っていたのに・・・。
 容量を超えた部分をどんな風に、他者に任せる?渡す?のかを考え、行動したい。ただ、今は狭くて目の前に一生懸命だけど、そういう時期なんだと納得し、次のステップへきっといけると信じて、やっていこうと思う。
 「仕事が好き」という気持ちは忘れずに。

●自分を客観視するよう努力すること。仕事のやり方(仕事術)をどのように伝えていくか。そのためには経験、ノウハウの整理が必要。
 今回も多くの方に出会えました。ありがとうございました。

 ●色々ゴチャゴチャと考えていたことが、言葉にして外出しすることで、全体像がクリアになり、課題も整理できました。この課題に対し、どういう戦略を立てて実行していくか。それが明日からのミッションです。
 今回もたくさんの気づきと勇気をいただきました。ありがとうございました。

●やはり職員は人と仕事との出会いで成長しモチベートされることを実感として再認識。逆境も成長のきっかけになることもある。課題は思いを伝える方法は?
 この交流会に集う人たちは熱い思いと、だからこその悩みを持った人たちだと思った。語り合うなかで今回も良い刺激をいただけた。

●自分が長年モチベーションを保ててるのは目標とする先輩と早くに出会えたから。自分も今後、そう思ってもらえるようにならないといけない。後輩、部下に対し「何をしてほしいか」「何を期待するか」「なぜそうしたいか」を丁寧に説明していこうと思います。コミュニケーションをとっていけば思いを受け取ろうと後輩達が思ってくれるタイミングがきっとある筈!!その瞬間を逃さず、バトンタッチ!!
 全国の様々な地域の方と交流、情報交換、意見交換が出来て、大変色々と気付かされる事が多くありました。運営チームの方々、ありがとうございました。

●①マネジメント②育成③思いの伝え方・・・「my valueを伝えること」仕事と人生、WLマチング、「○○流仕事術」・・・etc 数えきれない気づきと元気をいただきありがとうございました。楽しみながらがんばります。
 多くの気づきと元気をいただき有難うございました。準備をはじめお世話になりました。充実したひと時を過ごさせていただきました。
 

第2分科会メンバーの気づきと学び

●思いや熱意というものはなかなか伝わらないという事に改めて気づきました。伝わらないからこそ価値があるのかもしれません。
 自分の事はあまり話しができませんでしたが、他の方の話を聞きながら、ぜいたくな悩みなのだと思いました。

●・人づきあい(場合によっては戦略的に)、・ぶれないこと、・情報共有の手法"
  ・いつもありがとうございます。感謝しています。少しでも実践できるようがんばります。

●コミュニケーションの取り方は、相手に応じて使い分けしなくてはいけない。自分のこれまでのやり方が正しいと思わず、相手(部下、同僚等)の立場を今まで以上によく理解した上で、実践していきます。
 継続することが大切と改めて確認できました。分科会メンバーの立場はそれぞれ違いますが、自分のできることからがんばりましょう。ありがとうございました。

●いただいたアドバイスやヒントを生かしていきたい。
 人脈・ネットワークづくりに”戦略”を用いる→元吉さんの本でしっかり勉強していく。
  まじめな話を気軽に楽しくできてとても良かったです。有難うございました。

●・自分の悩みを話したことで、気持ちが晴れてきて、不思議だなと思いました。
  ・分科会メンバーの悩みに耳を傾けることで、たくさんの行動のヒントを得ることができました。
 ・明日から少し気持ちをリフレッシュさせて、行動していきます。

●職場内での人間関係でのつまづき、悩みを聞いて頂き、皆さんに前向きな解決策をアドバイスしていただきました。明日からできることとして①1人で抱えていた悩みを係長に相談する(巻き込む)②課内全員(6名)での情報共有するためのミーティングや勉強会を提案してみるという2点をやってみようと思いました。
 この会に来るまでは、1人で暗いトンネルの中にいる気持ちでしたが、皆さんにお話を聴いていただいて、トンネルの先に明るい光が見えてきました。ありがとうございました。

第3分科会メンバーの気づきと学び

●参加されている皆さんのそれぞれの現在の取り組み、今悩んでいること、失敗体験など生の話が聞けて参考になりました。
 仕組みか手段に目が行きがちになるという話があり、自分もそうだと思います。
 皆さん、何のためにするのか?という目標を常に意識して日々の業務に取り組むこと、それを全ての職員が共有することの大切さをしっていらっしゃる。目標(総合計画、マニュフェスト)と現場の仕事を結びつけることが我々の仕事である。 (今後)①語り合う場を作る(まず自分の部署から)。現場に出る(一緒に悩む)
 2日間ありがとうございました。大変貴重な経験をさせていただき、このような機会を与えてくれた上司に感謝したいです。ここで学んだことを持ち帰って広めていきたいと思います。また、別の職員にも参加してもらいたいです。

●「削る行革から経営と言葉が出てきて、行革の質が変わってきた。総合計画と行革の関係は車のアクセルとブレーキから今の行革は燃費をよくする潤滑油に近いのでは」と言う言葉を聞いて、確かにと感じた。経営を変える潤滑油は仕組みだけでなく人との関係も一緒で、そのためには上司の思いを聞きにいく場をつくり思いを聞くのが結局のところ大切と感じた。
 一方、きっちっと整理する前にTOPの話を聞きにいくことが苦手ところがあるが、自信を持って前へ出るべきだと言う言葉に勇気をもらって、自分のケツを叩きながら自分自身が潤滑油となるよう前へふみだしたいと思う。

●今ある仕組みの切り口を変えて、生きたものにしていくという具体的な事例をとても参考になりました。事務事業評価制度など改善はその視点で取り組みたいと思います。 行革の取り組みが市民にどう受け止められるのかという視点は忘れてはいけないということにハッとさせれました。一生懸命やったのに市長の評価を逆にしかねない点にも注意したいと思います。
 トップは職員にわかってもらっていると思っていて、職員はトップの考え方がわからないと感じている。そのギャップの埋める必要があると感じました。

●自分が現在感じていることが諸先輩方も当時思い、行動していたことで、自分だけでなく少し安心しました。また、違った視点(役職等)からの意見を踏まえ、取り組んでいきたいと思いました。
 様々な交流ができたので楽しかったです。ありがとうございました。

●改革や改善は、組織の燃費を良くすること。燃費が良くなるように潤滑油となり、ハイオクとなり、トップと職員と地域をつなぐ役割を担いたい。また、プラス、10年先、20年先の未来と今をつなぐ役割も。
 首長や役所がよかれと思っていることが、住民に伝わっているとは限らない。伝わる工夫を各施策、業務に織り込む必要がある。
 今回もいつもに増して、私にとって実り多い会となりました。みなさん、ありがとうございます。ただただ感謝。

●共有、共感、立場・・・最後は人間関係。そもそも・・・とことん話し合う場、公式、非公式(オフサイト)の重要性を今更ながら気づきました。役所の中だけ見ていては政治はできない。自分語りできなかった(T.T.)
 二日間の運営ありがとうございました。気持ちのある人間の集まる場の提供の素晴らしさを味わえる会です。それでも個々には悩みを持っている。そこを皆で応援しあえるといいですね。

第4分科会メンバーの気づきと学び

●意思決定や政策の実現を図るには、価値観の共有が必要であり、人事評価や業績評価などのシステムがすべてそれに連動してくると役所としての動きがスムーズになるのではないかと気づきをいただきました。
 ちがう立場や役職の方々とフラットに議論させていただき目を開かせていただいた気分です、運営スタッフのみなさんに感謝いたします。

●若手の方でも後輩とのコミュニケーションに悩んでおられるのがわかった。
 市町村のマネジメントの大変さがよくわかった。

●どの自治体、どの階層も人と人との関係性が働き甲斐、モチベーションに繋がっていることが感じられた。
 行政改革の質が変わってきていると感じたこと(従来型の行革から行政経営改革、事業・業務の改善へ)
 いい交流の場を運営してもらっていると思います。

●両日合せて5~6時間も公務員としての仕事や思いについて安心、信頼できる方々と深く語り合えたのは貴重な機会でした。改めて心機一転リセットできました。
 より多様な人、思いが交流できる場として今後もよろしくお願いします。

●今後もマネジメント(目標達成)にこだわって仕事を進めたい。
 多士済々の皆さんとお話しができて、大変刺激を受けました。ありがとうございました。

●今回の参加は、関西参謀交流会の中味を詰めるということの趣旨で参加をさせてもらい、いつものメンバープラスリーダーとしての使命を自覚し、実践されている首長の参加があり、改めて地方行政(基礎自治体)における自治体としてのミッション、価値観をどのように共有するのかということでの、仕組みなりシステムというものに、決まった型というのがない、ということを再認識しました。
 トップの交代による方針変更は、行政においてはいつも起こりうることであり、そのための備えには、「全員参加型の都市経営」と言われる自治体としてのミッション(価値観)の普遍化とそれを遂行する人材の育成が必要であり、こうした組織風土改革世話人交流会に集う人の思い(志)を絶えず発信していくことで、それぞれの自治体での気づきも広がるし、その広がりを楽しく伝えていければ、本市も変わっていけるのかと感じました。また、一歩取り組みを進めようとの元気を頂きました。ありがとうございました。
 交流会の準備、運営大変ありがとうございました。楽しい時間でした。翌日の仕事の関係で1日の参加となりましたが、温かく迎えていただき、懇親会での乾杯の発声までさせていただきありがとうございました。

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