公務員のネットワーク、交流会・セミナー
2016年 冬の世話人交流会レポート
■ 地域とは何をさすのか、それぞれに「ちがう」ということ、又、同じ人でも立場や、目的によって、ちがう、ちがってていいんだと改めてわかりました。特に公務員が地域にでると、内なる組織との関係も大切で、組織として「まとまる」ことで、つながって信頼をえることができる。信頼があると対等の立場になり、本当の意味での連携ができるということを教えられ、本当の連携をやっていきたい。
自分をふりかえるために参加されている方を見てふり返ることは大切だとも思いました。
■ 地域、職場、いろいろな場で悩みがあるなぁとあらためて思った。いろんな「人」とかかわりながら、物事を進めていくうえで、違いをどうやって受け入れどう乗り越え進んでいくか。違いを受容することからはじめていきます。
とりとめのない会話の中からいろんな気づきを頂ける貴重な場です。参加者のみなさんも前向きで、気持ちが晴れます。 多彩な経験をされている方々から色々な話を伺った。地域活動や仕事に対して、住民(市民)が地域の思いを強く持つと共に、連携も必要だが、それには信頼できる各分野の仲間も必要となるのでがんばって行こうと思う。
■ 市町というより現場に近い方の意見が聞けて元気づけられた。話をする。伺うことにより、自分をふり返る機会になりました。自分だけでなく皆さん同じ様に悩まされたりしていると思うと、うまくいかなくってモヤモヤしていたものが少し晴れました。参加させていただき、同業と言うことでとても共感できることがあり、よかったです。こうしたジブン語りをする機会とても貴重であり、大変いいことだと思いました。
■ 悩みが思いの共通点や苦労の共有ができたので、仲間意識から明日も引き続き頑張っていきたいという思いになった。また、職場の意識を変えていく中で、全員の考え方を一致させ、なければ上手く進まないという事は強く感じたので、自分がやりたいことをしっかり伝えていくことも重要だと思った。
個人個人の熱い思いや、関心の広さを聞けて他ではなかなか聞けない良い機会だと思いました。明日へのやる気につながりました。
■ 「地域」とひとくくりにはできない。文化、経済、福祉等々、それぞれレイヤーがちがう。でもそれは「違い」ではなくてみんなが「正しい」と認める。受け入れる。地域と信頼を結ぶには「目線合わせ」と「オープン」専門家をつなぐ専門家が必要→ツナグ、ツナガル専門家を養成。まず自分がそうなる。「新しい海にでる新しい水夫」になる。「ネジ巻き」にまた次回もきます。
■ それぞれの立場での仕事の仕方や物事の考え方をじっくりきくことができた。今の自分の現状を照らし合わせながら、関わる人や場所、組織について再度、確認しながら前にすすんで(←地域の自立、芯価値創造)いこうと思います。(歴史・文化・関わり方)
■ 組織の壁を破り住民の生活を総合的に支えていくための仕組みづくりと人材育成の大事さを感じました。思いを持つ職員を発掘するため、すぐに成果が出なくても、あとで花開く種をまくことになるので、いろいろ仕掛けていくことが大切だとわかりました。みなさんから、いつも元気とヒントをいただけて嬉しいです。
第2分科会のメンバーは、地方自治体の管理職から一般職員で、「庁内の部署の連携」や「職場内での取組み」に取り組んでみたい、取り組んでいる方などが中心でした。
分科会では管理職から一般職員までが自らの思いを語ることで職場の中での人と人とのつながりという共通点のもと話が進んでいきました。また、各自の経験談を通じ、その意味や背景を掘り起こし課題の問題解決のヒントにつながりました。
職場の中での人と人とのつながりや連携という共通した悩みと実践事例を共有することで、次へつながる励みを得られる有意義な語らいとなりました。
■ 変化は認識することにより生まれる。「ほめる」は言葉にして直接伝えたい。「周りから管理職になりたい」と思われるようになりたい。
■ ここに集まる事自体に価値がある。まとまりのない話でも、心の底にちゃんと残っていて今後の行動に生かされると思う。「対応策でなく対応力」、「努力した人が幸せになれるように」は確かにそう思うし、今後の励みになった。
■ ステップの違いはあれど、皆同じ道を歩んでいるのだなあと感じました。いくつかの印象に残ったことを得られたのは、半日参加しての収穫です。
■ 同じような)考えの方や同じ(似たような)悩みを持つ人と話すことの楽しさ、何か動くこと、人に作用するという気持ちの大切さを感じたとても自分の気持ちを見直す(見つめる)良い機会になった。モチベーションUPにつながった。
■ なぜ良かったのかふり返って言語化、共有化することは大切だなあと改めて気付いた。地道なことだけどそういうことができるよう、常にそういう思いをもって行動していきたい。組織の中で、きちんと自分のする事の意味を捉えなおす、立場を越えて話す、考えるということは、結構やりにくい部分もあるので、自らの仕事の意味を捉えなおすこの交流会の機会は大変貴重な時間と感じています。
■ (場に応じてですが)技術がすぐに役に立つテクニックよりも意識、考え方、価値観が変わることが大切だと思いました。どうやって意識や考え方を変えていくのか、についてもヒントがもらえたので、戻ってトライしてみます。他者から得られる気づきが重要ですね。まだまだ、話してみたい気分です。
■ 昨年の目標は、地方で勤務している課長さんを集めて「気楽にまじめな話をする会」 を開くことでした。この目標はクリアでき、参加者からは好評を得ることができので、 今年はこの会を継続すること、参加対象を広げることが目標と考えていました。 参加者を広げることについては 「変わるのは大変だけど、変えることで良いことが多い」 をキーワードに参加者を広げてみようと思います。交流会は年の初めに「ネジを巻き直す」機会です。皆さんの思いや取り組みを聴いて、今年もネジを巻き直すことができました。
■ ”どうせ”というあきらめの壁や改革疲れなど同じ悩みを共有することができた。ただ、今回はずっと聞きっぱなし(聞くことに終始)だったので、相手の悩みを深堀りし、自分の土俵での課題とリンクさせていきたい。それぞれ、仲間づくりやミーティングを職場で実践していて、その行動のエネルギーはどこからくるのだろうと興味がつきません。
■ ①メンバーが基礎自治体の方が多く、具体的な課題で興味深かった。
②織内の改革の方が、外の改革より難しいとの意見が多く、時代の流れを感じた。
③「改革」も長年経つとそのword自体が時代遅れを感じ「改善」の方がbetter状況か?
■ 皆さんの一人称、現在進行形で熱く語るパッションに感動した。私も「ミッション、パッション、コミュニケーション」「小さいとこから始める勇気とそれを大河にする根気」を大切にがんばります!
■ 市長の考えていたことが少し理解でき、すごく楽しかったです。(今後取り組むこと)地域ごとの担当(管理職)を決めて責任を持たせる取り組み⇒地域のまつり等への参加など。このような場が、自分の知識の幅を広げることになりました。
■ 歳をとり経験を重ねるうちに変わること、変えることに慎重になっている自分に薄々気付いていたが、皆さんとのやり取りの中で改めてそう感じた。いただいた刺激を糧に、明日からもう一度強い思いを持ち、その思いを行動に移したい。
■ 「改革が根付くには時間がかかる。耐える事も必要」「行革の中では、扶助費の増加が課題となっている一方、福祉は割と聖域化してしまっているが、そこへの切り口というものは実は現場の職員がもっているということ」「「徘徊」の重要性、もっと現場にいかねば。」前回同様、皆さんのパワーに圧倒されました。同じ公務員とは思えないエネルギーを感じていました。(そのエネルギーの源を聞きたいです)
■ 物事にはタイミングがあり、正しい事、改革すべき事であっても、諸条件が整わねなければ、行動に移してはいけないことを学びました。然るべきタイミングが来るまでは、自分のできる範囲で条件が整うよう準備しておくことが大切だと考えました。自分の悩みに班のみなさんが真摯にご意見をくださり感謝です。明日への活力が湧いてきました。
■ 改革のバージョンアップ、現場主義、マンネリ化の防止など、とてもアクティブなお話とヒントをいただきました。改革を日常的な仕事、改善にする、普通にできる対策ではなく対応力をつければ、努力が報われる職場、やり方を定着する。
■ 人口減少社会、少子化高齢化の急速な進展の中で各自治体は集約都市構造への転換、コンパクトでスマートな組織運営への転換に迫られている。公務員組織風土改革のノウハウも様々なバージョンが試みられている。「改革のノウハウのバージョンアップ、ふつうの改革、人をして改革を実現」することなど、アクティブさ、そして、たくさんのヒントを頂きました。
■ 自治会活動をしていて気付いたことですが、地域の人たちは行政の仕事や仕組みをほとんど理解していません。それは地域住民に問題があるのではなく、行政が極めて特殊な世界だからだと思います。地域住民に行政の考えを伝えるにはどうしたらよいか、もう少し努力していただけるとよいと思います。
■ 他部署に改善を求める場合は、同じ目線で一緒にとりくむこと。一人ひとりをよく知るために、声かけなどをする。それぞれの違いを受け入れること。他の自治体職員の経験や、課題に対する取組や考え方はとても役に立ち、今後の仕事にとても活用できると思いました。