Experience 体験記

「どうすれば役所は変われるのか」 佐渡市セミナー体験記

組織名 佐渡市役所
応募者 参加者一同 相田 忠明(下水道課) 笠井 貴弘(行政改革課) 加藤 留美子(行政改革課) 菊地 寛士(社会福祉課) 堺 文貴子(水道課) 西牧 孝行(企画振興課)

※敬称略

セミナーの申込み以前に、既に組織風土改革の取組みに着手していましたか?

◆していた

 

・全国で行われている業務改善運動やセミナー等に直接参加し、その状況や感じたことなどを庁内イントラネット等でお知らせし、佐渡市でもできることはないか模索していた。
 平成19年度は、行政改革課で群馬県太田市の清水市長を招き、組織風土改善に向けた職員研修を行い、これまでどおりで良いのかを職員に考えていただくきっかけづくりも行っている。(笠井)

 

・群馬県太田市の清水市長を招いた職員研修は、実行委員会方式で20~30代の職員を委員とし企画運営を行った。研修終了後に実行委員会メンバーは、職場改善について話し合い、研修の運営に留まらず業務改善活動に着手、庁舎に貼られたポスターの整理を行っている。(加藤)

 

・職員の中には、組織の横の繋がりを重視し、今までに無い事業の進め方をしつつ、職員同士の意識改革と組織全体の風土改革が進むことを期待して、組織風土改革に繋がるよう地道な取り組みを実践している者もいる。
 例えば…1つの事業を進める上で、ただ単独の部で動くのでなく常に他にどのような影響が及ぼされるのか考えながら進める。建設面からは建設課と、環境面から環境課と、教育面から教育課と連携し、それぞれ必要な情報を共有しながら事業を進めていく。この事はそれぞれの事業に直接的に影響はしてこないが、間接的に好影響を及ぼす事が考えられ、本来あらゆる事業を進める上で必要な考え方である。現在佐渡市は、個人レベルでのやり取りにとまっている気がする。(相田)

セミナーを申込み、開催するにあたって、どんな準備をされましたか?(著者との事前打ち合せなどを含め、準備にあたり考え、動き、気づかれたことなど)

「交流(出会い)からの出発」
 
 行政改革課では、平成17年度から職員の意識改革や、行政改革の必要性を説く講演や研修会を年2回程度の頻度で開催しているが、もっと情報や技術を体得したいという想いから、自己改革の必要性を強く感じていた職員が有志で集まり、平成17年3月11日に行政改革の先進自治である横浜市役所エンジンルームの職員3名を招き、セミナーを開催した。セミナー後も横浜市役所との交流が続いているが、平成19年10月にスコラ・コンサルトの出張セミナーの案内を横浜市役所の職員から頂いたことが当セミナー申し込みのきっかけであった。
 組織内では、これまで様々な改革手法を試みてはいるものの、現場に浸透しない、想定した効果が出ていないという現状が見られていた。行革に限らず、施策事業を全庁展開するなかでも同じ現象をかいまみるなか、組織の中の一職員として、組織風土改革の必要性をある時期から感じ始めていた。
 講師の著書「どうすれば役所は変われるのか」では、三重県の改革プロセスが当時の場景をイメージできるほど丁寧に記されているが、組織をマネジメントする幹部職員が上手くチームをまとめながら職場環境(風土)を育み、成果を生み出しているという印象を受けた。
 しかし、改革派首長や事例の様な理解と行動力のある幹部が常に存在するということは絶対ではなく、極めて珍しいと言っても過言ではない。この有志の会では、トップ又はミドル層の幹部による変革を期待するのではなく、どこにでもいる中堅、若手職員が自ら変革の流れを生み出す原動力となることを試みるチャレンジでもあった。(菊地)

 

「セミナー開催におけるひとつのテーマ」
 
 セミナー開催のきっかけは、横浜市役所職員からの1通のメールであるが、セミナーの実現にあたり、先ずは企画・運営を担う賛同者を探すため、関心を持ってもらえそうな職員16名にメールの内容を伝えた。16名のうち2名(西牧、笠井)が共鳴し、3名は直ぐに集まりセミナーの企画に入った。会合はお昼休みや時間外に行い、目的や成果、参加範囲、会場設定などについて話し合った。誰が仕切る事もなく、それぞれが自分が出来ることを率先して提案し、実行するという流れが自然と形成され、着々と準備が進められて行った。
 セミナー開催にあたり、講師の著書「どうすれば役所は変われるのか」を一読した3名が共通して意識していたことは、活動は有志であっても、成果は職場に落としこむことが必要であるということであった。これは、著者が図書の中でも提言しているトップ、幹部によるスポンサーシップが今後の活動の鍵となるため、活動において誰をスポンサーとして、どのような支援をお願いするかがひとつのテーマとして挙げられた。これは、平成17年に有志で開催したセミナーが、参加した職員にとっては有益なものであったが、組織活動に十分反映できなかったという経験があったことも起因していると思う。(菊地)

 

「セミナー参加の動機」
 
・合併後の平成16年10月、合併から半年が経過した頃、私は支所から財政課へ異動になった。
 合併前の相川町で財政を経験していたものの、10の市町村が合併し、これまでよりも大きな市となった佐渡市としての財政業務には戸惑いや不安があった。それは、財政業務はどこの自治体でも、部分的には異なるものの、一年間の業務は固定的ではあるが、肥大化した組織の中で、情報、データの収集や調査などを行うことは未知の世界であり、その手法も前例がなかったからである。
 その反面やりがいもあり、挑戦してやろう、自分が皆を楽にしてやる、と心がけているうちに、あっという間に気づいたら1年半が経過していた。しかし、自分の中では一定の役目を果たしただろうという満足感もあったため、次のステップに挑戦しようという気持ちがうまれた。
 それは、自分だけではどうしようもない、組織がスムーズに動かないことによる事務の効率の悪さや大きくなった組織のために市の考え方が伝わらないジレンマを感じ始めたからだ。
 そこで、自分も少しでも市のために役にたちたいという思いから、行政改革課に異動を希望し叶ったが、まだまだ自分も含め、これまでと同じ課題が多く、その解決策の糸口を見つけるキッカケづくり、自分自身のスキルアップのために本セミナーに参加した。(笠井) 

 

・元々が現場職場であり、国・県の仕様書のとおり設計書をつくり、そのとおりに現場を動かして会計検査で指摘されないようにと心がけ仕事をしていました。しかし下水道建設に関わるようになり、何のために下水道を普及するのかを考えるようになり、それを市民に理解していただき、負担金を納めていただく意義を分かってもらうことが最優先だと思うようになった。
その後、地域再生の仕事をするようになり、「対話する力」「説得力と実効性」に欠けていると感じ「自分自身を改革したい」と強く思うようになり、ソーシャルアクションスクールに参加、平成17年には横浜市エンジンルームの方々を迎えてのセミナーを開催してきた。これら活動を通じ、これからの「公」が担うことをどうやって職場で表現したらよいか自分なりに考え、実行してきたが「自己満足」で終わってしまっていた。そのようななか、本セミナー運営の呼び掛けがあったので、迷うことなく参加することにした。(西牧)

 

「思い切った行動と幹部の理解」
 
 どのような方法でスポンサーシップを形成するのかを話し合った結果、市長と幹部職員をスポンサーとしてご協力をお願いし、セミナー開催の趣旨やこれまでの活動、今後の展開について、ご理解いただきたく、セミナー受講後に報告の場を設けてもらえるようお願いすることにした。一般的には直属の上司を飛び越し、市長や副市長にアクションを起こすということは御法度という意識が働くが、有志であるという思い切りで行動に移した。しかし、直接市長に連絡することもできず、総務部長に協力をお願いをし、市長、副市長に意向を伝えて頂くという形をとった。
 結果はひとつ返事で快諾頂き、セミナー終了後に懇親会兼報告会という形で対応いただける事になった。こぼれ話になるが、市長は自らもセミナーに参加することを強く希望されていたが、他の参加者が萎縮する恐れがあるため丁重にお断りさせていただいている。市長が公務外かつ、小さな有志の会に参加を希望するほど関心を示された背景には、総務部長と行政改革課長の協力があったものと感謝している。(菊地)

 

「事前の打ち合わせで元吉さんのプロ魂に触れる」
 
 3人で打ち合わせした結果、セミナーの目的と目標を、「変革チャレンジャーとして変わりつづける力をつけること」とし、その他8項目を目標として整理した。
 セミナーの目的や当日の進行、会場の設定等について講師である元吉さんとメールや電話で何度か調整させていただいたが、1時間余り電話で打合せをさせていただいたり、平成17年3月に開催したセミナーの講師である横浜市役所の幹部職員を訪ね、丁寧に当時の状況を確認されるなど事前準備の徹底ぶりに、元吉さんのセミナーに懸ける想いやプロセスデザイナーとしてのプロ魂を感じた。(菊地)

出張セミナーは、どんな目的、方法、状況で開催されましたか?(対象者、人数、時間帯、対話会の有無、進め方、主な内容、参加者の思い、様子など)

「目標と目的」
 
(1)変革チャレンジャーとして「変わりつづける力」をつけること
(2)変わりつづけるプロセスを理解すること
(3)先進事例を知り、自己の力を認識すること
(4)対話の重要性を理解すること
(5)効果的な対話が生まれる環境づくりと技術について考えること
(6)自己の考えを表現することと、相手を理解すること
(7)変革チャレンジャーの輪を広げていくこと
(8)変革スポンサーを確保し、活動を理解いただくこと
(9)今後の取り組みについて話し合い、展開をイメージすること

 セミナーの目標を設定するにあたり、特に「効果的な対話をするための環境づくり」と「自己の考え方を表現すること」、更に、参加者全員が今後の展開をイメージして取組みを持続させることができるよう意識し構成した。(西牧)

 

「日程」
 
平成19年12月14日(日)
(有志による開催であるため、勤務時間外の日曜日に開催することとした。)

■第1部(午後1時30分~午後5時)
・ グループセッション コーディネーター:元吉 由紀子 様
 テーマ「問題解決を促進するための対話と環境づくり」
■第2部(午後6時30分~午後9時)
・ セミナーの成果発表&懇親会(参加者の発表を基に意見交換会)

 

「対象者及び参加者」
 
対象者: 佐渡市職員
参加者: 第1部 7名
      第2部 8名(セミナー参加者から6名、スポンサーの市長、総務部長2名)

 少しでも気軽に参加できるような場作りができるよう考えながら、自発的に参加してもらえる職員のみを対象とした。準備にあたっては、庁内イントラの回覧板、メールによる連絡調整やランチミーティング等による対話により進めた。
 また、この活動がきっかけとなり、継続的なものになるように総務部長や所属課の上司に相談し、主旨等を説明してフォローしてもらえるようにお願いした。所属長である行政改革課の藤澤課長においては、セミナーの1部から飛び入り参加され、最後まで若手職員と同じ立場になって、熱い対話を交わしながら最後まで参加してくださった。
 議会中ではあったが、3役にも総務部長から声かけしていただき、セミナー2部の懇親会には総務部長と市長も参加してくださった。
 準備の期間は短かったが、熱意があれば末端の職員でもやればできると感じたし、この場を無駄にはできないと思った。(笠井)

 

「セミナーの様子」
 
 セミナーは元吉さんの助言により机を三角に配置、少しでも気楽に対話できるよう環境に配慮した。参加者それぞれが、事前に元吉さんの著書「どうすれば役所は変われるのか」を読んだ感想や質問、また、これまでの変革に対する経緯や気づき、職場や仕事における悩みを書いたシートを用意していたので、これをもとに自己紹介から始め、元吉さんからはこれまで三重県や横浜市などで体験されたことを具体的にお話しいただいた。
 最初は、緊張と戸惑いもあったようだったが、元吉さんのコーディネイトにより、少しずつ会話に熱気が上がっていった。
 特に、「行政改革を何のためにやっているのか」というある職員の素朴な質問から、日頃抱えていたもやもやしていた思いが噴出し、みんなで疑問を出し合う内に、これまでやりそびれている様々な原因があぶり出されてきたことが印象的だった。
 「市民とのパートナーシップ、協働」の話題になった時も、「あれ、よく整理してみると、自分も意外と地域に参加、貢献しているのかな?」というような気づきも生まれ、これまで気づかなかった自分の行動を振り返ることができる時間にもなった。
 セミナー1部の後半では、円などのイラストを描き、そこに今後の自分がこれからどうありたいのかの思いを記入して、そのためにどんなことをやって行くのかをデザインし、発表し合った。
 2部からは、市長、総務部長が参加し、1部の参加者はセミナーで感じたことなどを発表し、意見交換を行った。(笠井)

 


「セミナー翌日の様子」
 
 翌朝、元吉さんの希望で市役所の本庁舎を案内した。そこでは、市長の希望により、議会本会議前のため短い時間ではあったが、元吉さんと市長の懇談が行われた。市長退席後、セミナーの参加者と行政改革課のメンバーが市長応接室に集まり、市の各種計画や活動状況を元吉さんに紹介、そのなかで今後の取組みにつながるような課題が提起された。部署を越え、役職を越えて、市のあり方を検討するよいオフサイトミーティングの機会になっていたようだ。(笠井)

セミナー参加者の感想や反応は、いかがでしたか?

・今回は少人数ということでプレッシャー(自分だけが知識や活動実績がなく、何でここにいるんだろう?という不安)もあったが、皆さんのざっくばらんな意見を聞き、また、元吉さんの例えをもちいた分かりやすい説明で、行革に対する頭でっかちな気持ちがほぐされた。他の参加者の取り組みや悩みを聞くことで、自分がただ不満や疑問を思い感じるだけの、その他大勢かを実感した。今回のセミナーでの貴重な体験を今後どのように佐渡市に返していくか真剣に考える機会になった。(堺)

 

・参加者の中で一番の年上、始めて会う方もいたので、あまりにも物を知らない自分は、発言することに緊張し億劫だったが、話をさせる雰囲気づくり、話題をそらさせず意見を出し話し合える雰囲気、軽微なことで口に出しにくいことも一緒に賛同し、次の意見を発言しやくする雰囲気作りをする元吉さんに感動した。対話の時間が短く感じた。翌日の懇話で業務改善は、まず実行してみた結果を、職員提案に結びつけた方がよいというアドバイスが的確でわかりやすかった。(加藤)

 

・様々な課題を解決していくために必要な対話。その対話の重要性を改めて考えさせられた。合併前に築かれた各市町村内のコミュニケーションやルールが、合併したことによりフラット化され、今基礎となる対話が減少している気がする。時間がかかる事かもしれないが、筆者のいうコアなネットワークづくり、改革を自ら実践していくことができる変革型の資質を持つ人材、その変革型の人材をサポートする人たちが増え、機能する仕組みをつくりたいと率直に感じた。
変革型人材の育成でポイントとなる「ほめる」というマネジメント、改革意欲を高めるためにこの「ほめる」ことを仕組みとし、全国的に広がっている「業務改善運動」はとてもすばらしい取り組みだと思っており、本市でも「職員提案制度」や「事務事業評価」とからめて出来ないかと模索している。(笠井)

 

・セミナーの全てがグループセッションということは初めてだったが、元吉さんのコーディネイトもあり、4時間が本当に数十分に感じるくらい短く感じた。また、地域の中で自分がどの立場居て、これからどんな役割を果たしていかなければならないかを改めて考える機会になった。(西牧)

セミナー後、何か変化はありましたか?(いつもと違う様子、ちょっとした会話、新たな気づきや動き、取組みなど)

・今までは自分が思い描くゴールに向かって自分の主張を述べるだけだった。しかし、セミナー後は、時間をかけてでも仲間をつくり周りを巻き込みながらゴールに向かうことも1つの手段として考えるようになった。自分または相手がどうしたいのか?何を求めているのか?そのための手段・方法は?と考えるように心がけてから、多方面から物を見ようとするようになった。今回の自分の変化を「佐渡市ちょこっと支援隊(職員研修の実行委員会からできたグループ)」にいかせるように取り組んでいきたい。(堺)

 

・後日、参加者(4名)で話し合う場を持った。今、考えていること、今までの経験、疑問などを話し、その流れから佐渡空港を作るメリットから観光の話になり、少し調べてみることになった。また、当日参加できなかったメンバーに回覧したところ、業務改善等について取り組みたいが、上司の理解が得ることができないなどそれぞれの部署での悩みや、漫然と仕事をしているだけではない様子を知ることができた。(加藤)

 

・このセミナーに参加したメンバーを中心に、オフサイトミーティングの考え方を取り入れ、職場や立場を離れて対話を繰り返すことで、風通しの良い職場を作り、職場の活性化を図るとともに、参加者が抱えている悩みなどを職員共通の問題として捉え、お互いが協力、解決していくことを目的とするチームづくりを目指して行動中である。(笠井)

 

・セミナー後、ファシリテーションについて学んでいる。まだ十分にプロセスデザインなど理解していないことは多いが、会議や打合せを行う際には十分な対話が出来るよう自分なりに考え工夫したいと思う。また、民間との協働を図っていくときには、「来てもらう会議」だけではなく、「行って対話する」ことを心がけて実践している。(西牧)

本を読んだ時と一連の体験を経た後では、組織風土改革やプロセスデザイン、改革を支援するプロセスデザイナーの存在などについて、とらえ方に違いはありますか。

・ 本で書いてあることは、いま自分達が正に取り組みたいと思っていることだが、本だけでは進めることが出来にくい。助言、悩みを聞いていただき方向性の支援をいただくプロセスデザイナーの存在は重要だと思う。(加藤)

 

・対話の場をコーディネイトすることの重要性を学んだ。ただ耳を傾けるだけでなく、その言葉を理解しながらサポート(場づくり)していくには、経験を数多くつまないと難しい。身近なところで言えば、幹部職員が中心となる会議等の運営では、役職の違いなどからその進め方(意見の誘導、まとめ等)にいつも苦慮していた。会議等のメンバーが安心して対話できる環境を整え、少しでも多くの声をひろうためには、プロセスデザイナーの力があるとより充実したものになると感じた。(笠井)

 

・対話の場をコーディネイトするには、コンテンツよりプロセスに注目することや、そのための信頼関係を構築していくことが重要であるということを改めて学んだ。特に、新しい政策や取組みを始めようとするとき、各地域機関(支所)に理解を得て実施するための会議の際には、「考え方の壁」が大きいことがあり、上手く進行できないことがあるため、プロセスデザイナーの力の重要性を感じた。また、民間との協働を図っていこうとする会議の場でも同じことが言える。(西牧)

 

・社会のために何かを成し遂げるためには、考え想い描いているだけでは求めている場所には到達できない。しかし、行動できる時間は誰にも予測できず、また限りがあるため出来る時に行動に移したい。今回のセミナーは「行動」していくための最善の道筋を自ら考えるプロセスを教えていただいた。今思えば、このセミナーの企画について情報をくれた恩師は行動に移すために必要なものとして、プロセスデザイン、そしてデザイナーとの出会いをくれたのだと感謝している。(菊地)

スポンサーから一言(思いや、応援メッセージなど)

・10市町村の合併の後の混乱の中で若い力の光が見えたとき、本当に嬉しくなりました。この力を大切にしたいと思います。


佐渡市長 高野 宏一郎

 

・市長、副市長は関心があるようです。私は上層部の理解あるなしに拘わらず、ひたむきに着実に佐渡市に根っこを生やす本物の職員であってもらいたいと願っています。期待しています。


斉藤 英夫(総務部長)

今後スコラ・コンサルトや著者元吉由紀子に期待することや質問などはありますか。

・本に書かれている行政情報以外に様々な事例が増えていくと思いますので、パート2の発行もお願いします。(加藤)

 

・これからも何らかのかたちで本市とお付き合いしていただき、佐渡市が良い事例として取り上げられるような自治体にしたい。(笠井)

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