公務員のネットワーク、交流会・セミナー
2017年 冬の世話人交流会レポート
第1分科会は、自分自身や、自部署、部署横断チームでの仕事のやり方に対する思いや悩みを持った参加者が集まり語り合いました。
● 部署間の連携に必要性→コミュニケーションを工夫して対応(経験上相手によって変えてみる)(上司をうまく使う)
● 周りへの巻き込みだけでなく自分のふりかえり今後の進め方について刺激をもらえた。自分の学びに役立てたいと思います。今後も巻き込み続けるためにその学びの成果を出したいと思います。
● メンバーが各々の立場で部署毎の連携や自身のキャリアデザインについて考えていることが分かりました。その中で実際に働いている方の事例にも触れることができ、自分の毎日にも取り組めそうなことにも気づくことが出来ました。
● 相手の考え方を聞いて粘り強く自分との接点を見つける事。トライ&エラー”で失敗を恐れずに行動すること。
● 皆さんがそれぞれの立場で苦労され、様々な事に悩んでいる、職場の風通しをよくして価値のある仕事をしたいという想いは同じなので、ボジティブな気持ちになれました。
● 「退職に向けたキャリアプランを考えたい」という意見があったが、自分もそんな時期なのだと改めて感じました。ありがとうございました。
第2分科会は主に自部署や部署間、役所全体に関する思いや悩みを持った参加者が集まり語り合いました。
● 対象となる人としっかり向き合っていくことが大切だと改めて感じています。まずは相手の話を聴き、共感していくことをやっていきます。
● 自分の悩みを聞いてもらえてスッキリ!(業務改善について)それだけで十分です。
● 今年は初めて参加される方が少なかったようでした。初めての参加でない方は風土改革に継続して取り組んでいる方なので、発言の端々に出る経験や考え方が参考になりました。今年は同クラスのマネジャを集めたミーティングを開催するという具体的な目標があります。意識の高い人だけでなく、そうでない人をどう引き込むかが課題です。ミーティングを開催したくらいでは、いきなり組織風土は変わらないと思っているのですが、最低でも現在自分たちが置かれている現状を共有したいと考えています。現状を共有することで、何をすべきかという議論に移れるでしょう。先は長いのですが。
● 組織全体を変えていくためには、まずは人材育成が重要である。一部の人のみが行動しても、その他大勢には理解されにくい。若い人たちには手間暇惜しまずその人にあった接し方を心掛けてみたいと思った。
● メールやSNSの盛んな時代だからこそ、アナログ的手法重要性に気づかされました。
● 改めて自分の今ある位置を確認できました。日ごろつい忘れてしまう、大切な思いの部分を少し輝かせることができました。
● 若手職員のコミュニケーションの取り方、もっと話をしないといけない。自分のやる気スイッチの話しで、これまでのジブンを振り返ることができた。あきらめたらだめだと。使命感は時におしつけになるばあいがあると、気づかされた。
第3分科会は庁内、庁外の連携から自分自身、自部署までと幅広い思いや悩みを持った参加者が集まり語り合いました。
● 皆さん、異動されたりして大変苦労されてながらも仕事に向き合っているんだな、自治体は違ってもこういった仲間とともに「公」のために引き続き頑張っていこう!
● 市役所や県庁など、自治体の実際の現場で活躍する職員のみなさんの声を聞けてよかったです。
● これまでのような民間と役所といった問題認識の違いはあまりなく、新しいものや考え方についても積極的に活用しながら、少しでも問題解決しようという意思を感じました。環境分野で福祉分野と連携した活用なども参考になりました。また、外部人材の活用については、意外にも前向きなことが分かりました。
● 業務の引継ぎについて、職員が一人遠隔地など条件はあるが、まずは自分から始めてみようと思った。
● 人材育成と横の連携はどこの自治体でも共通の、課題なのだと感じた。自分の仕事の意識や価値というものを高められるよう取り組んでいきたい。
・現行政の推進における連携(庁内、庁外)の重要性
・議会局の一員として何か一つでもよくいることができれば・・・?
・個人として関わっている地域(地域の人)の向上のために今日聞いたことを活かしたい。
・思いの共有の前に、事実(データ)と問題意識の共有からはじめないとうまくいかない。「他所と比べてどうか?」「今の流れと比べてどうか?」現場の「思い」だけ共有してもセグメント化が進むだけになる。
・トップが組織の壁を越えてみせる→「率先垂範」が大事。
第4分科会は組織の長や官房系の職員、国家公務員や地方公務員とまでと多様な方々が集まった分科会で役所全体に関する課題や思いを語り合いました。
● 今まで行革等の部署を経験していたため公務員は不正を行わない前提で、業務を行っていましたが、「リスク管理こそ、行政に必要な事である」との意見に行政では思いもよらない意見ですごく参考になりました。
●仕事に対する考え方(目的は何か、目指すべきものは何か)を考えながら仕事をしていくことを再認識できましたので、今後、このことを意識しながら仕事をしていきたい。
●現在の自分の仕事についてグループの方よりいろいろなお教えをいただきましたので、よい仕事になるようにしたい。
●組織内のコミュニケーションの充実" 官庁公務員の場合、リスクマネジメントのための(事故防止)予算、制度的手当は難しいということを再認識。不祥事が発覚してからでないとおおっぴらに対策が打てない。だとすると管理職の資質としてリスクを嗅ぎ付ける感覚は重要。
● 施策目標と市民をつなぐ役所の果たす組織、行政評価、PCの役割について参加者の相談をもとに、大変示唆をいただいた。
●改善改革の気づき思いを成果に結びつける困難さ
●リスクマネジメントの重要性と対応策(官房部門が理解しようとしない)
● 不祥事もしかり、組織の問題は、目先の課題に追われていると見えにくいもの。また、たとえ問題に気づくことができたとしても、自分ではどこから手をつけていいのかわからないことがあるものだろう。だからこそ、問題に気づき、一緒に埋める方策を考えていける場をつくる役立ちをしていくことが重要なのではないかと思った。